権利証(正式には登記済証又は登記識別情報通知といいます。)は原則として所有権を取得した場合に発行されます。権利証には登記が受付された日付や受付番号、不動産の表示等が記載されていて、登記事項証明書と照らし合わせればどれがその不動産の権利証なのかすぐに分かります。
わかりづらい「分筆」
権利書がわかりづらくなるのが、所有権を取得後に「分筆」した場合です。なぜなら土地を分筆した場合、分筆後の土地について権利証は発行されないからです。そのため、分筆後の不動産の表示と権利証に記載された不動産の表示が異なり複雑化します。特に分筆を繰り返した土地を判断するには、遡って登記事項証明書を取得する必要があります。登記手続きに不慣れな場合、どれがこの土地の権利証なのかの判断が難しくなると言えるでしょう。
かんたんになる「合筆」
複数の土地を一つにまとめる手続きである「合筆」をした場合、新たな権利証が発行されるためその判断が容易になります。
分筆した場合と合筆した場合の権利証に関しまして詳しく知りたい方、また、疑問等がございましたら、相談を随時受け付けておりますので、是非一度ご連絡ください。お電話でのご相談は30分まで無料でございます。多くの場合、問題解決までの道筋を30分以内でご提案することができます。まずはあなたの疑問をお聞かせください。声に出すことで“ホッ”とされる方がほとんどです。