司法書士という資格について聞いたことはあるものの、どんな業務をするのか知らない方も多いのではないでしょうか。実際、私も周りの人に図書館で働く「司書」の方や「行政書士」の方と間違われることがしばしばあります。
司法書士の代表的な業務『登記』
司法書士は法律の専門家ですが、その中でも代表的な業務は「登記」です。登記には不動産登記、商業登記がありますが、司法書士はどちらの登記についても代理権があります。不動産登記は、不動産を売買したり相続するときの所有権移転や金融機関等からお金を借りて担保を設定するとき等、不動産を所有している人には馴染みがあるかと思います。一方、商業登記は自分で会社を設立したり取締役等の役員以外はなかなか見る機会がないかもしれません。商業登記には株式会社等の法人の名称、所在地、役員等が記録されます。法人を設立するときに新しく作り、その内容に変更があると登記申請をする必要があります。どちらの登記も専門的な知識を求められ難易度が高いため、司法書士に委任するケースが多いです。
登記以外の業務
司法書士は登記以外にも、遺言書作成、相続の際に凍結された預貯金の払戻し手続き、成年後見制度等、様々な法律問題をサポートすることができます。このように多くの人が人生のどこかで直面する問題に密接に関わるため、意外と身近な存在です。司法書士法人駅前双葉相談事務所では皆様が気軽に相談できる存在であるべく、日々業務に取り組んでいます。税理士や弁護士等、他の専門職とのつながりもあるため、その相談の窓口としてもご利用いただければと思います。