株式会社で定款を紛失した場合の対処法

「定款」は、いわば会社の憲法ともいえる重要書類です。しかし、設立のときに作成してから以来、どこに保管したか失念してしまったり代表者交代の際に引き継がれていなかったといった理由で、定款を紛失してしまったというご相談は少なくありません。

ここでは、株式会社が定款を紛失した場合の対処法について記載します。

1.定款を紛失すると何が問題になるのか

定款は、次のような場面で必要になります。

  • 定款の変更
  • 役員の選任、解散・清算等の登記手続
  • 金融機関や取引先からの提出要請
  • 株主総会・取締役会運営の根拠確認

定款が手元にないと、正確な会社内容が分からず定款変更ができなかったり、登記内容と定款の不整合が起こり得ます。

2.まず確認すべきこと

定款を紛失したと思っても、公証役場に保管されている可能性があります。

株式会社設立時の原始定款は、公証役場で認証されているためです。電子定款の場合も、原本データは公証役場に保存されているため、定款の謄本(写し)を請求することができます。ただし、保管期限が過ぎると破棄されていることもあります。

3. それでも定款が確認できない場合はどうするか。

この場合は、新たに定款を作成して株主総会による承認を得ることが必要です。

手続の流れ(概要)

  • 現行の登記事項を基に定款案を作成
  • 株主総会で定款制定(または全部変更)決議
  • 必要に応じて定款変更登記
    ※司法書士が関与することで登記手続きまでサポートを受けられます。

4.定款を紛失しても会社が無効になることはありません

手元に原本がなくても、役員の立場等、法的効力が失われるわけではありません。

司法書士にご相談いただければ、登記事項等から定款を復元(再作成)することができます。定款を紛失された場合は早めに司法書士等の専門家に相談されることをおすすめします。

定款を紛失された場合などに関しまして詳しく知りたい方、また、疑問等がございましたら、相談を受け付けておりますので、是非一度ご連絡ください。お電話でのご相談は30分まで無料でございます。多くの場合、問題解決までの道筋を30分以内でご提案することができます。まずはあなたの疑問をお聞かせください。声に出すことで“ホッ”とされる方がほとんどです。


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ABOUTこの記事をかいた人

平成27年司法書士試験合格/法務大臣認定司法書士
平成2年9月19日生/趣味:相撲・スキー・ツーリング・ドライブ/出身校:神奈川県立向の岡工業高校建設科卒業(相撲部主将)・立教大学経済学部卒業(体育会相撲部主将)
私は高校から大学まで相撲に打ち込み主将を務めました。そこでの指導経験を活かし、お客様からのご相談を丁寧に伺い、ひとつひとつ段階を踏んでご説明し、ご希望に沿ったご提案ができるように努めています。体力には絶対の自信を持っておりますので、フットワークを活かし、身近な町の法律家として皆さまのお力になりたいと考えております。ご遠慮無く駅前双葉相談事務所にお越しください。